おひるね日記

2001年の7月に通販生活のリーガル・ホームベーカリー/横型1.5斤を購入しましたが、2008年5月にエムケーHBH917/横型1.5斤に買い換えました。 2013年3月、エムケーHBK150に買い換えました。2019年9月、エムケーHBK152W に買い換えました。2024年3月、パナソニックのSD-MT4に買い換えました。

電王戦タッグマッチ

8月31日は、「電王戦タッグマッチ」のニコニコ生放送があった。
また、土曜日が一日つぶれる~。(笑)
春の「第二回電王戦」のときと違うのは、
ニコニコの一般アカウント(無料)を先月だったかにやっと取ったので、
快適に大画面で見られるのか、それとも追い出されて小さい画面のままか。

朝の9時の開場と同時に、二窓(^^;)開いて、どっちの画面も確保。
ナント、アリーナ席の300番台という、ものすごくよい席だったので、
これはプレミアム会員にすぐに追い出されるわ…と思ったのに、
最後まで追い出されずに快適に見れました♪
(ニコニコのトップページの小さい画面を開いておく必要なかった)

タッグマッチというのは、春の第二回電王戦で、
それぞれ対戦したプロ棋士とコンピュータが仲直り(^^;)して、
タッグを組んで戦うというイベントです。

まず、棋士5人がクジを引いて、一番のクジを引いた人から順に、
トーナメント表の好きな位置を選びました。
5チームなので、決勝までに3局指すチームと2局でいいチームがあるのです。
4番クジの佐藤四段が、3局指すけどすべて先手のところを選び、
5番クジの阿部四段が3局指すのに初戦は後手番という最も不利なところへ。
初戦が、佐藤四段+ポナンザ 対 阿部四段+習甦 でした。
今回は自分のチームのソフトが形勢判断の評価値をそれぞれ出すので、
双方、優勢とか双方劣勢になることもありうるのですが、
中盤から習甦に頼っていた阿部チームが優勢。
佐藤四段は、事前にブログで、
他人の力を借りて勝ったとしても嬉しくない、と書いていて、
イベント自体に賛同してない印象もあったし、
ポナンザの解発者とも仲がよくなさそうなので、
(電王戦でソフトの事前貸し出しが一切なく、
「最初にコンピュータに負けたプロ棋士」になった)
ポナンザは強いソフトだけど、ソフトには頼りたくないのでは、
(よって、勝てない^^;)という予想が大半だった。
ところが始まってみると、そこはプロ棋士
ちゃんと開発者の人に指示しながら、候補手を選んで指し続け逆転!
評価値500くらい差がついてたのをひっくり返しての勝利でした。
感想戦大盤解説の前で行われて、
阿部四段は、ソフトに頼り過ぎた、と苦笑いしていました。
阿部四段は18歳だし、ソフトに唯一勝った棋士ということで、
ソフトを使いこなすのもうまいのでは、と思われてたんだけど。
(今回は練習してないと言ってたので、イベントとして割り切ってた様子)

二戦目は、本命・三浦九段+GPS 対 船江五段+ツツカナ の対戦。
準決勝だけど、事実上の決勝戦かとコメントに書かれていた。
GPSは今回は1台だけで、開発者のみなさんは来れなくて、
操作は将棋連盟職員。その代わり、当日朝、アップされたという、
GPSの最新バージョンだったそうだ。
三浦九段も、PVで、GPSも1台ならわたしのほうが強いと、
言っていたので、ソフトには頼らずに自分で指すのかな~と思っていた。
船江チームが優勢だったのを、三浦チームが逆転しての勝利。
大盤解説が、初戦に負けた阿部四段で、
横歩取りは難しくてわからない」の連発。
塚田九段が途中でヘルプに入ってくれたけど、
「解説初めてじゃないよね?」
「符号はなるべく言わない!(対局者に聞こえる)」と、
解説教室になったいた。^^
二人の感想戦での発言がおもしろかった。
船江「一度、ソフトに頼り出すと抜け出せなくなる」
三浦「こんな手、自分で思いつくわけがない」
(GPSの考えて三浦九段が指した手について)
船江「こんな手は、人間は指さない。こんな手を思いつく人間は頭がおかしい」
お客さん(?)から、解説の阿部四段が指摘していたと聞かされて、
船江「それは、阿部先生、失礼しました」
三浦「コンピュータと指し過ぎたんじゃないの」

3戦目は、もう一つの準決勝、佐藤四段+ポナンザ 対 塚田九段+プエラα の対戦。
これは、佐藤四段チームの圧勝。
途中、森内名人と谷川会長の解説なんて、豪華な時間もありました♪
感想戦では開口一番、塚田九段が「戦型を間違えました」とのことです。
佐藤四段によると、コンピュータ戦では特に、
横歩取りは、先手有利なんだとか。
(三浦九段は後手で勝ったけど)

そしてそして、いよいよ決勝戦!
本命・三浦九段+GPS 対 大穴・佐藤四段+ポナンザ の対戦です。
ちなみに、プロ棋士同士は、今まで対局はありません。
四段が九段と対局するには、よほど勝ち進まないとね。
大方の予想通り、三浦九段チームが優勢のまま進む…。
でも、-200とかで-500以上にはならないように、
何とかくらいついているみたいで、
解説の森内名人も何とか先手の佐藤チームがよくなる手を考えようとして、
お客さんたちも、ニコ生ユーザーも、何となく佐藤四段頑張れムードに。
ここまで二局とも相手より持ち時間を残していた佐藤四段が、
先に時間を使い切ってしまいました。
ただし、準決勝までは時間切れ=負けのルール
(そのため阿部四段は終盤ノータイム指し連発で、
読み上げの藤田女流が追いつかなくなった^^;)だったけど、
決勝戦のみ、時間が切れたら一手30秒以内になります。
秒読みに入った途端、佐藤四段が、ソフトの読みにない手を指す。
秒読みに追われたのかなあと思っていたら、
そこから次第に評価値の差が縮まっていく…。(@_@)
それから佐藤四段がまたまた自分の手を指して遂に逆転~。
お客さんから歓声が上がりました。
三浦九段も秒読みに入り、遂にGPSを裏切り(笑)、
ソフトの読みにない手を指したら、
それは悪い手だったらしく、一気に大差に~。
佐藤慎一四段+ポナンザ の優勝となりました。
三浦九段「わたしとGPSが組んで逆転されるわけがないと
思っていた」
「最後、自分の手をいくつか指したでしょ?
あれがよかったね」と、
森内名人とともに、佐藤四段を褒めていました。
佐藤四段は「ソフトの言う通りに指し進めると負けとなってるので、
違う手を指してみたら、たまたま結果がよかった」と言っていました。
開発者の山本さんによると、
佐藤四段はポナンザの候補手を無視することが多く、
「俺はこの手を指すんだ」と何度か言われたそうです。
ソフトの考えた候補手を半信半疑で指すのではなく、
納得した場合だけ指すのがよいということでしょう。
佐藤四段は自分の考えた手が大丈夫かどうかをソフトに考えさせる、
という使い方をしていたそうです。
人間なら30分かかるところをソフトはすぐに考えてくれるので、
効率はよかったというようなことをおっしゃっていました。

最後のアンケートは「1 たいへんよかった」が95%超え~♪
本命の三浦九段+GPSチームが優勝していたら、
そこまで高かったかどうか。
「将棋のコンピュータに初めて負けたプロ棋士」である佐藤慎一四段が、
そのコンピュータソフトを使いこなして優勝した、というのが、
日本人好みの展開過ぎて感動しました。

大きなトロフィーは、ツイッターによると、
山本さんちにあるので、開発者にプレゼントしたのでしょう。

☆予言(笑)☆
今年度対象の「将棋ペンクラブ大賞」は、
佐藤慎一四段のブログだと思う!(外れた…orz)

どうなることやら

長男は、埼玉に引っ越して来て以来、H病院へ通っていた。
ところが、その病院は「小児科」なので、
高校生の頃、気になって受付の人に、
「何歳までこちらに通っていいのでしょうか?」と聞いてみたら、
「この持病がある人は成人でも通院できますよ」と言われた。

なのになのに、25歳になって、去年から担当になった医師から、
「ここは小児科なのでいずれ成人向けの病院へ代わって欲しい」って。
(高校生のときに質問した受付の人は既に異動)
それを聞いたのが、今年の3月。
転院に備えて、薬の量を整理したり、変えたり。
担当医は「近くにK医院がありますね」などとおっしゃるので、
思わず「そこは苦手なんですが!」と答える。^^;
「ではS病院ではどうでしょう?
予約がいつから取れるかは問い合わせてください」とのこと。
そこで3月にS病院に問い合わせメールをする。

一か月経った。
受付メールしか来ない(担当者から返事します、とあった)ので、
4月に再度問い合わせメールを出すと、
当日夜に返信があり、
詳しいことは電話で問い合わせてくださいって。

それで昼間に電話すると、さすがに親切にいろいろと教えてくれた♪
そういう状況なら○○先生の予約を取って下さい、
予約は初診時だけなのでそんなに早くから取らなくても大丈夫ですと。

5月にH病院で、S病院の問い合わせ内容を報告したところ、
「それでは次回の8月に紹介状を書いておきますね」とのこと。
8月に最後のH病院の診察があり、
特に愛着もなく(医師の異動が何回かあり、
今の先生になってから1年にもならない)H病院をあとにし、
むしろ院外処方薬局に行ったら、
長年見かけなかった薬剤師さんが、
いつのまにか苗字が変わって職場復帰しておられて、
個人的に一番好きな薬剤師さんだったので、
最後に長男の薬の担当をしてくれたのも何かの縁と思い、
今回の転院についていろいろお話してしまった。(^^)

帰宅して転院先のS病院のHPを見てびっくり。
○○先生のお名前がない…。
慌ててS病院に電話しましたよ。
ところが、4月に親切に相談に乗ってくれた人はいなくて、
「折り返し、電話します」と言われて、1週間!
お盆休みなんだろうな~と諦めました。(笑)

今日になって「担当者がいないのですが」と電話があった。
で、今までのいきさつを話すと、
「適任者がいないので、十分な治療ができないと思いますが、
それでも当院をご希望でしょうか?」って。
そりゃ~、もちろん。
紹介状も、もうS病院宛で、もらっちゃいましたから!
小さい頃ならともかく、
もう25歳でこれから症状が大きく変化することもないし、
医師に書いてもらう書類も、大体もう終わっている。
(数年ごとに書いてもらう書類が一つあるけど、
それは役所から送られて来る書類に記入する)
きちんと薬を飲んで日々、落ち着いて過ごせればそれでいいので。

医師に確認します、と何度も電話を待たされながらも、
何とか予約を取ることができました♪
H病院には、今後は当院を紹介しないように、と、
クレームが行ってたりして。^^;

我が家にとっては、結果的に、今度の先生になって、
よかったような気がするけれど、
将来もずっと診てもらえるかどうかは、わからないな~。
何でK医院にしないのか、と聞かれたらどうしよう。^^;

老人ホームにいる実家の母は、水曜の夕食前にぐったりしていて、
救急搬送されて、検査の結果、肺炎の診断。
手当が早かったおかげ(去年から、看護師常駐になった)で、
熱も下がって翌日から普段通りに会話しているそうだけど、
今のところ点滴なので、口から食事ができるようにならないと、
施設に戻れるかどうか…。(2週間以内に退院しないと、
同じ老人ホームには戻れないらしい)
母の件は、やたらと医者が「容体が急変したら、
延命治療を希望するか」と訊くんだって。
そんなのまだ答えられないと、姉たちが困っている。
管の類をいったん取り付けたら外すことはできないかららしいけど、
本人はどう言っているのかとか、誰かに相談して下さいとまで。
みなさん、元気なうちに家族に意思を伝えましょう。(T_T)

こういう状況で、当面の予定は入れたくないんだけどな…。
(長男の診察はもっと先でもよいと言ったんだけど、
難しいらしい)

※母は、8月30日に無事、退院しました。
(食事は口から採れるようになったけど、
入院前「ソフト食」だったのが、「ペースト食」になりました)

※長男が新しく通うことになった病院では、
11年ぶりに懐かしい知人に会いました♪
看護師さんには「他にも病院はあるのに、
何故ウチへ来たのですか」などとまだ言われ…、
(みんなが最初に思いつくだろう病院は苦手だと答え…)
近隣住民なので、と納得してもらって、
ようやく診察室に辿りつくと、
4日前に急遽、担当医が休診になって、
新たに担当となった若い女医さんは、
何一つ迷惑そうな顔をせず、テキパキと対応。(*^^)v
検査技師のみなさんも優しかったし、
よかったよかった。

「第二回電王戦」と過ごした日々

昨年のコンピュータ将棋・世界選手権1位~5位のソフトと、
現役プロ棋士5人が団体戦で対局する

第2回将棋 電王戦 HUMAN VS COMPUTER | niconicoドワンゴ主催)が、

三月下旬から四月下旬まで、土曜ごとに行われ、
ニコニコ動画で全局生放送があった。

第一局は、プロデビュー2年目の阿部光瑠四段対習甦だった。
習甦の開発者の竹内さんは紋付き袴姿で、
いかにも人格者という印象。
ほぼ最新のソフトを事前に阿部四段に貸出ししている。
それでも直前のインタビューで阿部四段が「対策はできた」と
言ったのを聞いて、
急遽、初手から数手を指定して阿部四段の得意形を避けたり、
定跡に頼る指し方をさせずに自力で考えさせる方法を採ったのだとか。
そのため阿部四段も事前の研究とは違って戸惑ったようだったが、
何とか多少は不利でも自分の得意形に持ち込んだ。
序盤から中盤までは、ボンクラーズというソフトの形勢判断では、
阿部四段の-400くらいの評価がずっと出ていた。
この形勢判断というのは、300~500くらいの差なら、
一手でひっくり返ることもあるけれど、
-1000を超えるとほぼ逆転不可能と言われているらしい。
ニコ生の解説者の阿久津七段は「そんなに差がついているのかなあ」と、
ずっと疑問だとおっしゃっていた。

昼食では、費用はスポンサー持ちということで、
18歳の阿部四段は、
うな重(松)とまぐろづくし(お寿司)」を注文して話題となる。(*^^)v
この人は、デビューの年には、短時間棋戦とはいえ、
森内名人を破った後の昼休みに、
ラップおにぎりをベンチで食べていたという逸話がある。
青森の田舎で育ち、小学校で不登校になったときに、
ユーキャンの将棋講座で強くなり、
プロ養成機関である月二回の「奨励会」には、
夜行バスで通っていた。
晴れてプロになったものの、父親が病気で働けなくなり、
両親を東京に呼び寄せていて、18歳ながら一家の大黒柱という、
将棋ファンの年配者の心を掴む好青年である。

午後になって、阿部四段が事前研究に出て来たという、
ソフト側の悪手が出て、形勢が徐々に人間側に傾き、
ついに評価が逆転すると、そのまま間違えることなく阿部四段圧勝。

早々に午後6時半くらいには終局となり、
人間側はみなさんニコニコと記者会見。
昼食の注文も話題となり、全部食べたのではなく、
コンピュータ側の指し手を代理で指す、
奨励会初段の三浦君(三浦君は全局担当)にまぐろのお寿司は、
分けてあげたそうだ。
そういうわけで、おやつもケーキ2個を食べたのも納得。
(ちなみに、翌週のある日の阿部四段の昼食は、
ミニクリームパン5個とコーヒー牛乳^^)

第二局は、佐藤慎一四段対ポナンザ。
実は、この電王戦、故・米長邦雄前将棋連盟会長が、
人間側の3勝2敗と予想していた。
どう考えても、「2敗」とは、
第二局と第四局だろうと、言われていた。
(「段位」ではなく現在の棋力を表わす「レーティング」では、
その二人が下位になる)
佐藤慎一四段はとてもまじめな青年で、
今回の5人のプロ棋士の中でただ一人、
ブログを書いている。
その内容もものすごくまじめなので、
負けたらどうなるのか心配されていたほど。
佐藤四段は、棋士人生初の和服姿で現れた。
その姿は剣士のようだった。(ニコ生では「次元大介」と呼ばれていた)
「現役プロ棋士で初めてコンピュータソフトに負けた棋士」という、
ニュースに誰もなりたくないだろうに、
その役目は佐藤四段だろうと思っていた人多数…。
中盤まで評価値は互角と頑張ったものの、
終盤は時間が無くなり、ミスを重ねて負けた。
終局後は、本人も周囲も沈痛な、重い空気だった。
普段はチャラい開発者の山本一成さん
(100万円チャレンジイベントで稲庭戦法をして、
プロ棋士に途中で止められた人)でさえ、
事前に準備していたようなコメントを控えめに述べ、
みんなが気を遣って言葉を選んでいたけれど、
本人はかえってつらかったかも。
ブログは心無い人たちのコメントも殺到して炎上状態。
もちろん、感動したというコメントも多かったけど。
佐藤四段は精神力は回復したようで、
ブログにちゃんと対応して、その後も更新も続けている。
佐藤四段も昼食はうな重
おやつはアーモンドチョコを注文したら、
高級店のチョコが山盛りで出ていた。
第一局と第二局は、NHKのニュースで報道された。

そして第三局は、船江恒平五段対ツツカナ。
和服を着たほうが負けるのではと言われながらも和服姿。
但し、船江四段は奨励会時代の記録係で和服経験があるそうなので、
着慣れていないわけではないだろうとのこと。
船江五段は、5人の中では一人だけ一年前から出場が決まっていたし、
若手のホープなので、誰もが勝てると思っていた。
ところが、第二局と同じような流れで、終盤で時間がなくなり、
ミスが出ての敗戦。大熱戦だった。
ツツカナの開発者の一丸さんは、
ニコ生のコメントで「103」というニックネームとなったが、
カメラをいつ向けても微動だにせず「静止画」のようと言われていた。
終局後のインタビューでは、「ルール上とはいえ、
持ち時間が無くなってのミスということなので、
勝った気がしない」と答えていた。
「103」は個人でソフトの開発をしているかたで、前日に、
ナント宅配便で対戦用のコンピュータを会場へ送ったら故障してしまい、
たまたまニコ生が前日に電王戦イベントで、
ドスパラさんから借りていたパソコンを使わせてもらうという、
ハプニングもあった。(そのため予定より高スペックになっている)

昼食は船江五段は地味に、普段通り里芋煮定食を注文し、
いつも通りにおやつは注文せず、
開発者も見習ってかおやつなしだった。
103は(高い声と動かないところから)妖精だから、
霞を食べているとの書き込みあり。

終局後の記者会見は、第二局のときほどの重い雰囲気はなく、
船江五段は「コンピュータ対策をしたおかげで、
棋力が上がったような気がしているので感謝している。
もちろん、自分が負けたことで、
後のかたたちに負担がかかって申し訳ないけれど」と答えていた。

第四局は、48歳の塚田泰明九段対プエラα。
このプエラαの開発者の伊藤さんというかたが、
いわゆる「ヒール役」で、
記者会見では「ソフトは既に名人を超えている」と煽る煽る。
ブログでは「佐藤さんのブログは深刻に考え過ぎ。
負けても大丈夫ですよ」などと書き、
塚田九段のレーティングと比較し、
塚田九段が勝つことはゼロ%とはいわないけれど、
サイコロの1の目を出すのと同じようなものなどと書いていた。
第四局は、双方スーツ姿。
開始早々、伊藤さんが別のノートパソコンで、
ツイッターに「電王戦対局してるけど質問ある?」などと書き込んでいて、
将棋ファン騒然。
ところが、ニコ生の運営コメントでも紹介され、
どうやら運営さんの公認らしいとはいえ、、、、
いくら開発者は、対局中ヒマだからと言ってもねえ。
(コンピュータにトラブルが起きたときのために待機している)
この対局は、第三局の船江五段が勝っていれば、
負けてもいいやという雰囲気だったのだろうけど、
ここまで人間の1勝2敗で、負けると団体戦の敗戦が決まってしまう。
誰も勝てるとは思ってないけど、勝って欲しいと願うばかり。
午前中は何とか互角に終わったけど、
序盤で優勢にならないとコンピュータ相手には無理なのでは!?

塚田九段はお昼はうな重、おやつはフルーツ盛り合わせ。
だが、午後3時ごろから、塚田九段は劣勢となり、
いわゆる「入玉」を目指すことになる。
入玉というのは、「王将」を敵陣の三段目~一段目までに進むこと。
お互いに入玉すると「相入玉」といって、
双方とも詰ますことは不可能ということで、
持将棋」を提案して相手が了承すれば、
持将棋」成立となる。(了承しなければ指し続ける)
その際、王を除いて、大駒(飛車と角)を5点、
その他の小駒を1点で数え、
双方24点あれば引き分け、
片方が24点なければ負けとなる。

ところが入玉を目指す段階で大事な大駒を取られてしまい、
それでは入玉して負けるという、
プロとしてはみっともない結果になるのでは、と言われてしまう。
ニコファーレでお客さん満員の中、
解説名人と言われている木村八段も、客の気持ちを汲んで、
怒っているかのように「もう投了した方が…」とか、
「タオルを投げるレベル」とか言っていた。
将棋ファンの掲示板でも、佐藤四段と船江五段が、
正面から戦って惜しくも敗れたのは、偉かったと言われ始めていた。

しかし、終局後の記者会見によると、
この段階では塚田九段は、何も引き分けを狙っていたのではなく、
勝つ気満々だったのである。
というのも、事前に練習していた2年前の同種ソフトでは、
相手が入玉模様にしても、ソフト側は王様をがっちり囲んでいたまま、
入玉を目指したりしなかったんだとか。
それで、人間側だけそっと入玉を目指していれば、
ソフト側はなかなか詰ますことができずに、
変な手を指すという読みだったのだ。
だが、2年の間にちゃんと対策はされてあって、
数手ののち、ソフトの王が、突如、入玉し始めた。
そのときの塚田九段の心境は絶望的だったことだろう。
ニコ生には、「気づかれた!」「バレた」のユーザーコメントが。
でも、相手が入玉してしまったら、
もう引き分けを目指すしかない。
その時点では、駒の数に大差がついていて、
人間相手なら、(24点にならないので)投了するところ。
だが団体戦で人間の負けが決まってしまうとなると投了はできない。
塚田九段は、とにかく駒を一つずつ取っていく。
大駒を何とか手に入れたところで望みが出て来た。
…というところで、コンピュータ側に疑問手続出!
何もない敵陣の広い場所に歩を打って一手で「と金」に成って来るのだ。
解説の木村八段は「コンピュータは全県制覇を狙っているのでは」と、
会場の笑いを取っていた。
たまには駒を守るけれど、指す手がないと、と金だらけ。
持将棋の計算は、「歩」でも「と金」でも1点なので意味なし)
解説者の予想手が、不思議なところで当たり始めることになった。
さらにコンピュータ側の不思議な金打ちもあって、
聞き手の女性が手の意味をたずねると、
「ただ置いただけでしょう」と応えて、会場大爆笑。
塚田九段は、その頃から相手が人間ならありえない「指さし確認」で、
あと何点必要か何度も数えている姿が何だかコミカルだし、
コンピュータは、謎のと金作りで敵陣内で陣地拡大していて、
本当は重苦しい空気になるところが、笑いの連続。
23点目の歩を取ったところで、
ニコ生画面は「あと一点 あと1点」のコメントで埋め尽くされる。
ボンクラーズの評価値はそのころ、
塚田九段の-3000点超えだったのですが、
何点まであるのでしょうねえなどと言いつつ、
入玉なら評価値なんて関係ないよね、
お互い何点あるのか知りたいと解説者も数えながら言っていたら、
運営さんが急遽、評価値の代わりに、
24点法の点数表示をニコ生画面に出した!
(これは本当に急遽、関係者が作ったそうだ)
31点対23点が、30点対24点になったところで、
立会人が対局室に入って来た。
それでもまだ指し続けていたけれど、
持将棋を提案しますか、という話になったようで、
塚田九段が提案、コンピュータは話せない(笑)ので、
開発者の伊藤さんが同意して、引き分けとなりました。
(塚田九段は、入玉模様から4時間粘った)

プロがみっともない粘りをして、という意見もあるだろうけれど、
終局後に、塚田九段は「投了するつもりはなかったのか」という質問に、
「団体戦での負けが決まってしまうので、
自分からは投了するつもりはなかった」と答えてホッとして涙ぐんでいた。
これで人間側の1勝2敗1分け。勝ちはなくなったけど、
第五局に勝てれば、本当に引き分けとなる。
この第四局の塚田九段の涙は、翌日の日テレ「バンキシャ!」で紹介された。
(NHKは現役プロ棋士が初めてコンピュータに負けるのを報道、
日テレは団体戦の負けを報道したかったんだと思う…)
第四局後、第二局の佐藤四段がブログを更新して、
コンピュータの謎のと金づくりについて解説してくれた。
コンピュータはプロ棋士の過去の棋譜を読み込んで強くなっていて、
入玉で片方が24点なければ人間なら投了しているので、
その先の棋譜のデータがないのだそうである。確かに。
そして、自分と船江五段が負けたせいで、
大先輩にこんな将棋を指させてしまって、
自分たちは家で正座していなければ、と書いていた。

第二局の開発者、山本さんはツイッターで、第四局後に、
「電王戦が毎回面白すぎて台本があるのを疑うレベル。」などと、
呟いていた。
当事者としてはどうなの、という発言だけど、
この人は観戦者目線としては正直なんだろうな~。
第4局後の記者会見で週刊アスキーPLUSの観戦記担当の山崎バニラさんに、
「バニラさん、伊藤さんに“コンピュータ将棋は名人を超えた"と今でも思っていますか? と質問したらおもしろくないですか?」と、
背後から囁いたのは山本さんだって。GJ!
そのバニラさんの観戦記によると、
塚田九段は若手3人が全勝で自分の番が回って来て欲しかったそうだ。
「自分が初めてコンピュータに負けるプロ棋士になってもよい」と、
穏やかにおっしゃってたとか。
そのほうがプロ棋士側にとってはよかったのだろうけど、
こんなに毎回、違った盛り上がりを見ることもなかったかな。
第4局は、日本人に好まれる「駅伝」のようだと言われた。
なるほど、観るだけの将棋ファンにも点数勝負になってから感情移入しやすかった。

一方、第四局の開発者、伊藤さんは、自分のブログで感想を書いたけど、、、
やはりこの人は、何か、ヒール役というより、こういう人なんだという感じ。^^;
「つまらなかった。もっとまともな将棋がやりたかった」って。
賛否両論あるのに、批判コメントは承認しない。(+_+)
佐藤四段のブログ

サトシンの将棋と私生活50-50日記

の方が、読後感がずっと清々しい♪

このブログを書き始めたのが、第四局後なので、
つい第四局の話が長くなってしまった。^^;
そして、第五局は、三浦弘行八段対GPS将棋。(双方スーツ姿)
GPS将棋というのは、東大にあるコンピュータ約670台を、
全部つないで指し手を決めて、対局場のパソコンに送る、という、
古い世代にはもうワケのわからない(^^;)世界。
(今回出場した他のソフトは、1台~3台のコンピュータを使用)
予想されたこととはいえ、GPS将棋の圧勝でした。
強い順に数字で見れば、
コンピュータ●5  3○人間
      ○4  4●
      ○3  2●
      □2  5□
      ○1  1●
という結果になったので、第1局しか人間側が勝てなかったのも納得でしょう。
序盤は、三浦八段の得意戦形になったので、
ソフトが三浦八段の得意形を避けなかったのは、
開発者が知らなかったのか、何も手を加えないということなのか。
三浦八段の先手で、先後とも同形で進んでいたので、
それなら先手のほうが有利になるのではと言われていたのだが、
途中でGPS将棋が戦いを仕掛け、
無理攻めなら受けきれば勝ちになるところが、
ずっと評価値-300台を保っていたところから、
-500となり、ずるずると-2000超えになり、
午後6時過ぎに投了、5局中一番早い終局でした。
(おかげで7時のNHKニュースで長々と取り上げられる)
将棋の内容は盛り上がるところがなかったけれど、
午後には「素敵なゲストが…、というより、
僕が行ってもいいですか?」との天の声とともに、
声優の岡本信彦さん登場。
電王戦用とはよく知らないまま、
「素敵なゲストがお越しになっています」
「アンケートをしてみましょう」
「中継室とつながっています」
「手が進んでいるようです」
といった、司会者の会話に割り込んで入る、
いわゆる「天の声」を録音されていたそうです。
(ユーザーコメントでは「イケボ(イケメンボイス)」と呼ばれていた)
岡本さんは将棋会館の子供スクールに通っていたという実力者で、
電王戦第一局は視聴者として見ていて、
自分の声が最初に出て来たときは、「(ざわざわ)」としたそうだ。(笑)
第五局のニコファーレに女性ファンが多かったのは、
岡本さん目当てだったらしい。
次は最近将棋ファンになった女優の高梨臨ちゃんも登場して、
(第四局に正式なゲストで出たのだけれど、
番宣だったので将棋ファンには不評^^;)
三か月前に将棋を始めて第四局のゲスト出演後に棋力診断してもらって、
初段です、と嬉しそう。(それ、著名人用の「名誉初段」です^^;)
岡本さんは、かなり長く登壇していて、
アマチュアが聞きたい質問を解説の屋敷九段にいっぱいしていて、
今すぐ聞き手になれるよ、と将棋ファンから大好評。
声がいいのはもちろんだけど、イベント慣れしているのか、
発言のタイミングもよいし、気配りできるし、完璧~♪
ご本人がいるのに「天の声」が流れると、クチパクも披露。(笑)

このあと、昼休み(三浦八段の昼食は、メニュー表も見ずに、
「塚田九段と同じものを」という男前注文=うな重+肝吸い 
おやつはカロリーメイトウィダーインゼリーとそば茶)中に出題していた、
詰将棋の解答をすっかり忘れていたということで、
盤面を詰将棋画面にして、聞き手の矢内女流四段が、
視聴者の希望通り(笑)に岡本さんに「どうですか?」と振ると、
岡本さん、「5手詰めなら」とスラスラと正解♪
正解者に当たる、
屋敷九段の本に9手詰の詰将棋のサインがしてあるのを見て、
真剣に考え始めたのも素敵でした。
いつもはサイン本だけのところ、
今回は矢内さんからもTシャツのプレゼントがあるということで、
矢内さんと岡本さんで、会場のお客さんから抽選があったのですが、
ここでハプニング。
ナント、早朝から並んでニコファーレに来て二列目に座っていた、
竹部さゆり女流に当選(ハンドルネームで応募)してしまい、
本人慌てて、矢内さんに全力で手振りで知らせる。(笑)
さすが矢内さん、冷静に「お一人ご辞退されましたので、もう一人」と、
再抽選していました。(ツイッターのやりとりで、
竹部さんが来ているのは矢内さんも知っていた)
ここでニコファーレは休憩となり、
岡本さん退場とともに、岡本さんのファンの女性陣も帰り、
竹部さんも自虐ツイッターしながら帰られました。
※竹部さんのツイッターによると、この後、将棋連盟に行って、
竹部さんが関わっているスポンサーの、
囲碁将棋ジャーナルとニコ動に謝りに行ったところ、
囲碁将棋ジャーナル「ウチの番組でもあれくらいやってもいいですよ」
ニコ動「ウチは放送事故大歓迎です」(笑)
次回のニコ生の聞き手の仕事が楽しみです。(*^^)v

開発者の伊藤さんが常々、
「人間が機械に勝てないのは当たり前、慣れて下さい」と、
言っていたけれど、その通りで、プロ棋士の三敗目となると、
ファンも慣れたけど、ここまでのコンピュータ圧勝とは。
三浦八段も、どこが悪い手だったのかわからないというのが驚きです。

終局後、感想戦も放送され、その後に、第五局の記者会見。
GPS将棋の開発者の代表として登場された金子東大准教授は、
最初は緊張のあまりか話し方がゆっくり過ぎて、
皇族かロボットかと言われていたけれど、
いかにも研究者という感じで、
コンピュータがトラブルなく動いたことに安堵していると繰り返す。
ソフトの将棋の強さについては、強いときと弱いときがあり、
一回の結果でわかるものではなく、何百回とやらないと、
わからないと答えていた。
コンピュータ将棋連盟会長の滝沢さんも補足しておられたけど、
プロの棋士に指してもらわないと、どれくらいソフトが強くなっているのか、
本当にわからないのだそうだ。

さらには、全局の対局者・開発者、
将棋連盟会長・ドワンゴ会長・コンピュータ将棋連盟会長が揃って、
全体を振り返っての記者会見。
開発者側はみんな一様に「一か月間、楽しかったです」と口々に。
負けた船江さんが素晴らしい発言をした後は、
あの(笑)伊藤さんの発言だけが心配でしたが、
「ソフト開発を始めたころは、
オタクの集まりみたいに思われていて見向きもされなかったけど、
ここ数年は急に注目されるようになり、
わたしのプログラムはへぼでしたけど、
会場の笑いを取れて喜んでいただけたようでよかった」と、
ニコニコしておられました。

質疑応答で、会長さんたちに第三回はあるのかという質問があって、
否定も肯定もできないうちに、
棋士側に記者からある質問が来て、
阿部四段が「すいません、質問、何でしたっけ。聞いてませんでした。
もう一度、お願いします」と答え、場が和む。
青森訛りの阿部四段は最後まで癒し系でした。(*^_^*)

コンピュータソフトがA級の棋士に圧勝するのはともかく、
後手側から戦いを仕掛けて、
それが控室では今まで見たことのない「新手」と言われてたのが衝撃で、
人間がコンピュータに勝るのは創造力のはずなのに、
今後はコンピュータが新定跡を考案する時代になるのか、
というのが、将棋界にはショックでしたが、、、
実は、その新手と言われた手は、
若い頃にナント塚田九段が指して、快勝した手だったそうです。
(この手については、塚田九段の著書に載っていますが、
GPS将棋は1990年以降のプロ棋士棋譜の中で、
有用なものを読み込んでいるので、
この塚田戦の棋譜は入ってなくて、ソフトが自力で指している)
ま、今回の対局では大して影響はなかった手らしいですが。

負け要員かと言われていた、佐藤四段と塚田九段のおかげで、
第2回電王戦が盛り上がったのは、人間ドラマですね。(*^^)v
第4局終了直後に公開された第5局用のPV

第2回将棋電王戦 第5局 三浦弘行八段 vs GPS将棋 PV ‐ ニコニコ動画:GINZAは、

総集編も兼ねていて、佐藤四段の敗戦直後に書いたブログの映像もあって感動的。

だが、仕方ないとはいえ、第4局の場面が真っ黒のままなのが残念。

運営コメントで「作り直しはありません」とまである。

しかし、さすがニコニコ動画

ちゃんと、第5局放送開始のときには、第4局のハイライトシーン(塚田九段の指さし確認と涙)を挿入した。(放送はこの一回限り)

追記:【完全版】第2回将棋電王戦 第5局 三浦弘行八段 vs GPS将棋 PV ‐ ニコニコ動画:GINZAは23日に公式HPにアップ←イベント終了後にアップするPVって(笑)。

第五局後は、もう次回予告のPVもないんだなあと思っていたら、

ナント、第2回将棋電王戦 エンディング PV ‐ ニコニコ動画:GINZAが!!!

映像は今までのものを編集しただけなのだが、
佐藤四段が講師を務めている子どもスクールの子供たちの映像に重ねて、
敗戦7日後の子供たちとの会話をブログに綴ったのを隅に載せて、
ごく自然に立ち直って行った様子を映している。
塚田九段の指さし確認と涙は、こっちのPVにはちゃんとある。

今回は、ソフトの実力がよくわからないということと、
「現役プロ棋士が初めてソフトに負ける」ことが予想されて、
棋士の出場希望者が少なかったと思われるけど、
次回からはもう気楽になったし、出たい人もいるだろう。
今回ほどの「感動」が、生まれるかどうかはわからないけど、
将棋連盟は、これから人選が難しい~。

この冬のメンテナンスあれこれ

この冬は長い間気がかりだった、
浴槽交換と、ソファの買い替えをしました。(*^^)v
浴槽のひび割れって修理は3万円、浴槽ごと交換だと10万円。
最初は修理にしたのだけど、
結局は同じところからひび割れが伸びていくのよね…。
検索すると、浴槽交換は金額も工期もマチマチで、
なかなか決心がつかなかったけど、思い切って電話してみたところ、
TOTOメンテナンスの担当者が下見に来てくれて、
2~3時間でできますよ、当日からお風呂に入れます、
とのことで安心でした。(ユニットバス)
取り寄せに1か月かかったけど。
(浴槽手前の「エプロン」という部分が反ってる感じだったけど、
不具合ではないらしいのに、後日、緩衝剤を詰めて調整してくれました♪)

ソファのほうは、古いほうを粗大ごみに出すと処理費がかかるので、
長年カバーをかけてしのいでたわけですが、
夫が分解して燃えるゴミと燃えないゴミに分別すると言うので、
ニトリで新しいソファを買いました♪
ニトリでも有料で引き取りサービスあるのにね^^;)
そのうち気が向いたらもう一つのソファも買い換えたいところ…。

やれやれと思ってたらある日、ホームベーカリーがこねの途中で、
ものすごい音がしたので取り消しボタンを押して止めたのだけど、
パンケースも羽根も外れてないよ!?
パンケースを外して中をのぞくと、
明らかに金属の部品が曲がっている!
触ったら折れた。でも、もう一方も折れていた。
検索してみると、何人かが同じ症状なのでよくあることらしい。

*参考画像*
新品は、本体のパンケースを固定する部分の金属のツメが立ってますが、
二か所とも折れた)

f:id:ka-nyan:20160228124607j:plain

日立の一人はたまにしか使わないらしくて、
アロンアルファでくっつけたとか。
もう一人のエムケーの人は3年で修理に出したとか。
でもね~、3年くらいだったら修理に出すけど、
5年くらい経ってるし、先代のホームベーカリーの寿命を考えても、
最近の家電の寿命を考えても、そろそろ壊れる時期。
アマゾンや家電量販店のネットショップを見比べて、
アマゾンでエムケーの最新の機種が安くなってるのを買いました♪
25日までなら「新生活応援フェア」らしくて5%引きでした。
(注文後に値引きされてるのに気づいた^^;)

アマゾンて、
コンビニ払い注文番号メールが来るのは数時間後と思ってたら、
ナント5分後に来たよ~。
おかげで早く支払できて、当日に発送メール、
翌日の午前中に届きました。(@_@)

早速、マニュアルをざっと読む。
ん、現在時刻表示になったので、
電池消耗が激しいのか、電池交換がしやすくなってるので、
「最初に絶縁シートを抜いて下さい」とあるよ。
次に現在時刻をセット。

パンケースの取り付け方・外し方が、
矢印を合わせるようになってるのは、
金属のツメが折れる対策だろうか…。
まあ、慎重に出し入れするようにします。
フレッシュバターだの、シュトーレンだのは作らないと思うけど、
こね・発酵・焼きが単独で使えるらしいのはともかく、
「発酵+焼き」という設定もできるみたい。
マニュアルの表紙は、うずまき食パンになっていて、
成形後にパンケースに戻して発酵から続きをできるわけだ。
もう、食パンはオーブンで焼かなくてもいいかも。^^;

それから、一斤分の成形パンのイースト量が5.4gだったのが、
4.2gになっていた。←イースト専用スプーンは変わってないけど、
選ぶ目盛が変更になっていた
真夏に冷水を使う気温の目安は以前から書いてあったけど、
ホシノの生種の使用量を減らす目安まで書いてあった(@_@)
電気のコードをかけるフックが本体についたおかげで、
冬にホームベーカリーごと段ボールをかぶせて保温していたのが、
今までの段ボールが入らなくなってしまったけど、
生種の量を増やすか、
発酵+焼きで発酵時間を追加すればよいのかもね。
問題の(笑)「オイルシール交換」は不評なのか無くなっていて、
「軸受け交換」になっていた。
楽天でも扱っているのは気づいてたけど、
パンケースの中心部分を丸ごと交換してしまうので、
中の分解掃除不要、不器用なわたしでもたぶん大丈夫!?

27日は

排水管の高圧洗浄 - 家からはじめよう!

「排水管洗浄パック」を頼んであった。
(キッチン・洗面台・お風呂の三か所と、外の排水溝)
昨秋の住宅メーカーの15年点検の際、
一度もやってないなら是非やって下さい、と
言われていたもの。
マンションなら年一回、一戸建てなら5年に一回はやるものらしい。
確かに10年過ぎたころから、キッチンの流れが悪く、
詰まったことも3回ほどある。
そのたびに夫が、シンク下の排水管を分解掃除したり、
いよいよ流れなくなった朝は、ラバーカップで解決(^^;)したり。
でも、1年くらいでまた流れが悪くなる。

住宅メーカー経由だと、外の排水溝も高圧洗浄してくれるそうだし、
水道局が去年の12月に下水道の高圧洗浄を実施したし、
(15年住んでいて初めて)
今がチャンスかな~と。

事前に体験ブログを検索してみると、
2時間半かかった家と3時間半かかった家があるので、
午前中を希望したら、今日の9時からになった。
電話では2時間半と言われたけど、
来てくれた業者さん(2人)は、2時間くらいとのこと。
さいわい、業者到着までに、キッチンシンク下と、
洗面台の下の、片づけは全部終わっていた。
(体験ブログで、外回りから始めるから、
その間に片づければ間に合う、とわかってたけどね)

最初に水回りの場所をチェックして、
洗濯機の排水口が、洗濯機を動かさなくてもよい場所にあれば、
当社のサービスで横から洗浄します、と言われて、
どこにあるのかわからなかった(^^;)けど、
見てもらって、洗濯機の左側にあるのを確認して、
カゴを片づけるだけで、やってもらえることになった♪

外回りの洗浄中は、通常通り、水を使ってもいいそうだけど、
トイレは水圧の関係か、たまってる水がなくなってる場合があるので、
先に水を流して下さいとのことでした。
(でも、何となく入りにくいよね、、、
業者が来る前に入っておいてよかった)
外回りの高圧洗浄だけで、1時間50分経過…。
外回りのときには、どうやってるのか、家の中でも、
流し台の下からゴボコボと音がしていたけれど、
家の中での作業になったら意外と静か!?
手作業で掃除をしてくれてるような音が聞こえる程度…。
3時間で終わり、キッチンの流れを見せてくれました♪
「15年経っているということで、それなりの汚れでした」
「次回は5年で呼んでいただけると我々も作業がラクで助かります」って。
予想通り、キッチン、お風呂の順に汚れていたそうだ。

ついでに「外の枡のフタがひび割れていましたが、
そういうのをお知らせすることもできますから」とも言われた。
(義母は気づいてたらしい)

スティングに入ってた、もっと安い高圧洗浄のチラシには、
「一戸建ては高圧洗浄を定期的にしないので、
業者に嫌がられる(当社は、効率的に地域ごとに一斉に、
高圧洗浄をやるので期間限定だけど安いよ)」とあったけど、
高くても、外がメインなら、住宅メーカー経由がいいわ~。
作業の流れもよくわかったし。
外の水道を使うので、家の中をやるときは、
ホースを引き込むため、玄関は半開き、
リビングの扉は開けっ放し。
次男が留守でよかった。(笑)

あぁ、あとは、お風呂のシャワーの元から水が漏れるようになって、
パッキンを交換しないといけないんだけど、
ホームセンターにあるものではサイズが合わなかった。(T_T)
取り寄せるためには、型番が必要なので、数週間かかるらしいので、
住宅メーカーに電話したら、メーカーさんから折り返しの電話があったが、
代引きになるので、本体は53円なのに、
TOTOのある九州(!)からの宅急便代がかかってしまうって…。
関連会社である、TOTO:水まわりのコンビニ TOTO水彩ショップ

で手に入るかもしれないということで、
型番を聞いて、近所の店を紹介してもらった。
こっちの修理は53円プラス100円程度の送料上乗せで済みそうだ。
(将来は、わたしではパッキン交換できないから出張修理を頼むけど^^;)

↑の件、結局、パッキン交換では済まなくて、
シャワーヘッド根元の1500円くらいの部品(パッキン付属^^;)交換…。

ニコ生イベント

このところ土日ごとに、
【電王戦記念】将棋ソフトに勝てたら100万円
GPS将棋トライアルマッチで300万円放出 ニコ生運営「想定していなかった」 | 日刊SPA!

GPS将棋は本当に強いの? 佐々木勇気四段に聞いた | 日刊SPA!

というイベントが原宿のニコニコ本社でありました。(全5回)
将棋と似合わないグラビアアイドルなんかを呼んじゃって、
通りすがりのオタクくんたちが気軽に参加して、
コンピュータ(GPS将棋というソフト)に、
こてんぱんに負けるイベント、という軽~い内容を、
運営さんは想定していたそうな…。

ところがフタを開けてみると、アマチュアの強豪たちが、
全国からやって来る来る!(プロは参加できません)
先着順なので初日は9人しか参加できなかったのですが、
ニコ生で映るたびに、あ、誰誰さんだ、と特定されてばかり。
(本名を名乗る名乗らないに関わらず)
将棋の観戦記者の人たちも参加していて、
話のタネに、

コンピュータ将棋 | 松本博文ブログ

でレポートしてくれたりするので、
次回から並ぶ人たちがどんどん早くなる。

初日は、持ち時間を使い切ったらグラビアアイドルさんが、
「秒読み」をするのですが、
10秒、20秒、1、2、3…と読むところ、
21、22、23…と読み、
「子どものお風呂か!」と言われ、
参加していた観戦記者の人が秒読みの仕方を教えてあげたそうな。
でも、可愛いので「秒読みちゃん」のニックネームを、
もらって定着しました。(秒読みちゃんたちは日替わり出演)
初日はすぐにパソコンがフリーズしたり、
グダグダ進行ながらもGPS側が負けなしだったので、
2日目は、運営さんがフリーズ対策に古いバージョンで始め、
パソコンも1台から3台に増やしてプロ棋士の解説者をつけて、
これでどうだ、という感じだったのに、午前中でナント、
2人も100万円ゲット!!!(@_@)
午後の休憩後にバージョンを最新のものに戻していました。(笑)
まあ、二人とも全国優勝経験者だそうですが。
3日目以降はもちろん最新バージョンのままなので、
もう100万円は出ないだろうと思いきや、
パソコンリフレッシュ再開後に、GPSが何だか変な手を指して、
最新バージョン初の100万円~。
女流棋士の安食さんのダンナさんらしい)

4日目は見かねたドスパラさんというコンピュータのメーカーが、
宣伝を兼ねてコンピュータを貸し出してくれて、ハード面を増強。
フリーズは減ったのかな?
ところがGPS将棋のライバル(?)の、
ポナンザというソフトの開発者が挑戦して来て、
「稲庭戦法」という、コンピュータ対策専用の戦法を始めました。
簡単に言うと、自分の駒を手前三段目の中で延々と移動させるだけ。
見ていても全くおもしろくありません。(笑)
元々、誰かやるのでは?と言われてたものの、
時間がかかるのでブーイングの嵐になるだろうから、
それまで誰もやってなかったのでした。
まあ、2日目以降、3台あるし、ソフト開発者としては、
戦法を試したかったのでしょう。
解説者も他の2台の解説だけしてたけど、
さすがに200手近く進んだところで、
もしかしてルールを把握してないのかも、ということになり、
(今回は時間切れではコンピュータが負けになることはない
←フリーズとみなされて再起動)
通りすがりのプロ棋士の知り合いだったこともあって、
挑戦者に話しに行きました。
で、なぜか終了。
説明によると、ルールは把握している、
このあと400手かかるけど、
そのときにコンピュータの評価値が変わるトカナントカで、
ちゃんと戦う予定だと答えたらしいのだけど、
始発から来た人や、遠方から来て並んでいる人がまだまだ多いので、
急遽256手までに駒がぶつかりあうこと、
というルールが追加されました。
業界人でもあり、説得されて256手まで指すこともなく、
お帰りいただくことになりましたが、
それはそれでブーイングの嵐。^^;
まあ、後付けのルールは毎回増えていたような?(笑)
4日目は無事に100万円は出ず。
さて、今日は最終日。
毎回駆けつけてる観戦記者のかたのブログによると、
始発どころか前日の終電で行って2番だったらしい。
午前4時ごろにタクシーでかけつけた人は行列にびっくりしてたとか。
始発組は順番回らないかも、という事態になってたようです。
最終日も100万円は出なかったけど、
最後に予定延長してエキシビション(途中でやろうとしてフリーズして、
まだ並んでいる人も多いのにというブーイングの嵐もあって、
最後に回したらしい)として、
前日お帰りいただいたポナンザの開発者のかたが登場して、
ポナンザ対GPS将棋という、ソフト同士の対決をやり、
ポナンザが圧勝しました。
100万円はもらえないけど、
開発者のかたもこれで納得でしょう。
にこやかに大人の対応でした。

 

イヤホン発見♪

昨秋から、ニコ生などでプロ将棋観戦を楽しんでるわたしですが、
昼間に一人の時はよいけれど、
夜とか土日昼間は、家族もいるので、
パソコンの音声をミュートにしていました。
ま、画面のコメントだけでもある程度は楽しめるし…。

で、先月から次男が暇そうなときには、
米長永世棋聖の追悼番組やら新春の将棋祭りのニコ生を、
音声を時々オンにしていたら、
次男がセンター試験のリスニング用のイヤホンでよければ、
くれるって~。(*^^)v

ただし、片づけられない次男だけあって、見つからない…。
かといって、次男の持ち物をわたしが大探しするわけにもいかず。
次男は、1000円くらいで買えばいいのに、と言い出すので、
100円ショップにあるのなら、と答える。^^;
ま、次にニコ生が決定しているのは、
A級順位戦最終局と電王戦だから、
3月までに見つかればいいよ、と言っていた。

が、さっき見つけた♪
次男の持ち物の箱の上から、
イヤホンらしいコードの端っこが見えていたの。
念のため、「センター試験 イヤホン」で画像検索してみると、
イヤホンの左右に異なる模様があるのがよく見えなかったのが、
漢字で「左」「右」と書かれているとのこと!(@_@)
確かにこれだわ。(*^^)v

来週から始まる「王将戦」でニコ生が急遽決定したようなので、
助かるわ♪(本当は「女流名人位戦」でやって欲しいけど^^;)
両対局者は、わたしが応援している人たちではない(笑)けれど、
解説者はどなたになるのかな。

明けましておめでとうございます

2013年の帰省は、いつも通り。
特筆すべきことと言えば、大学3年生の次男が、
老人ホームで「福笑い」をしたことくらいでしょうか。

実家のわたしの部屋の整理で次男の興味を惹いたものは、
新約聖書と、謎の「カトリックかるた」。

Japanese Catholic carta

「世のおわり 死者のすべては よみがえる」なんてのがあった。怖。
サークルの春合宿に持って行くのかな!?

そういえば、元旦に24歳長男とお雑煮を一緒に食べていた義母78歳。
「あらあら、そんなに急いで食べると喉に詰まってしまいますよ、
もっとゆっくり食べなさい」
こちらもなかなか微笑ましい光景だったのかな。

追悼

12月18日、米長邦雄日本将棋連盟会長が亡くなられた。
24日に告別式があり、昨夜ニコニコ生放送で追悼番組があった。

あの15日の電王戦記者発表会までは生きられてよかったな…。
わたしは会長の出ていたシーンは見逃したけど、
記者発表会の場には同席せず、
「おい、みんな頑張れよ!」のみの映像出演だったそうだ。
そのため見ていた人たちからは、
会長はよほど体調が悪いのだろうと言われていたのですが、
昨日の追悼番組でそのインタビューがノーカットで放送されたのだ。
自宅と思われる場所で、抗がん剤の影響と思われる頭髪に、
パジャマにセーター姿。
ダンディーなイメージの会長が、
そのような痛々しい姿でインタビューを受けるとは、
よほど体調が悪かったのだろう。
(亡くなる20日ほど前の収録らしい)
だが、電王戦にかける思いを語る目はとてもしっかりしていて、
素晴らしい語りのようだった。
(テレビでは「メダリスト・オン・アイス」を見ていて、
ニコ生は音声なしで見てました^^;)
そして、、、最後にカメラ目線で、
あの「おい、みんな頑張れよ!」の一言が…。
音声なしでも、口の動きでわかりました。
ニコ生のコメントでも、
「この部分を使ったのか~」と感動コメントの嵐…。
おそらく、米長会長自身も、華やかな記者発表では、
最期のコメントしか使われないであろうことは、
感じておられたことだと思う。
そして、ニコ生側は、このロングインタビューを追悼番組用に、
用意していたかもしれないことも。

追悼番組のスタジオにいた棋士のみなさんは、
全編見たのは初めてなのかどうかわからないけど、
涙ぐんでおられました。
電王戦に出場する棋士のみなさんも、
このインタビューを見られたことと思う。
コンピュータには棋風はあっても感情はないけれど、
人間には感情があるのだから、
何だか、人間側が不思議な力を発揮しそうな気がして来ました。

今日は理事会全会一致で、新しい日本将棋連盟会長に、
谷川浩司九段が選出されました。

第2回将棋電王戦」記者発表会

第1回将棋電王戦は、
引退棋士である米長邦雄日本将棋連盟会長が対戦して、
コンピュータに敗れたわけですが、
第2回将棋電王戦の記者発表会が、
今日15日の午後3時からあった。
ライブガイドのページを開いて、
開場時間の2時50分に更新したのに既に「混雑中」で、
更新連打しても全く入れる気配なし!(@_@)

そこでかねてより噂に聞いていた秘策(?)→
ニコ生のトップページを更新して、
ランダムで小窓に出て来る生放送中の番組の中から、
電王戦記者会見らしい番組に当たるまで更新~。

何とか見れました♪
オープニングも、記者発表会も、すごい派手な作りの番組~。

阿部光瑠四段 3月23日(土)
佐藤慎一四段 3月30日(土)
船江恒平五段 4月 6日(土)
塚田泰明九段 4月13日(土)
三浦弘行八段 4月20日(土)

と、なりました。
今年は現役棋士ばかり5人というのはわかっていましたが、
ニコ生解説でも人気の三浦八段は現役のA級棋士です。
みうみう、絶対、負けられない~。
人間の1勝4敗???
去年から出場が決まっていた船江五段は有利だから2勝3敗かな?
女流タイトル戦のニコ生一人解説で、
ギターを弾きながら登場した佐藤慎一四段も応援しています♪

尚、コンピュータソフトは先鋒→大将戦の順に、
コンピュータ将棋世界選手権5位→1位のソフト順になっています。
詳しくは、

【将棋】叡王戦・電王戦チャンネル(-) - ニコニコチャンネル:ゲーム

 

各社の報道の違い(些細なことです^^;)

昨日は、里見香奈さんが将棋の「倉敷藤花戦」で、タイトル防衛。
通算5期となり「クィーン」の称号を得た。
その報道に関して、朝刊に「最年少」の文字があったので、
あれ、そうだっけ?と疑問。

ネットで調べて、あの林葉直子さんが18歳のときに、
女流王将戦で5連覇(引き続き10連覇)しているのを思い出した。

でも、当時は「クィーン」の制度がなかったので、
クィーン称号を持っているのは、
今まで清水市代さん、中井広恵さんだけということになっていたようだ。
(林葉さんが、その後、日本将棋連盟を(「引退」ではなく「退会」したために、
クィーン称号をはく奪された説もあり)

そこで各社の報道比較。(*^^)v

朝日     日本将棋連盟によると、20歳8カ月でのクィーン称号獲得は、

       現役の女流棋士としては最年少記録。

毎日     クィーン倉敷藤花の資格を得た。20歳8カ月での資格獲得は最年少。

読売     (年齢には触れず)
読売岡山版  史上最年少の20歳8か月でクィーンの称号を手にした

       里見香奈倉敷藤花(20)。

東京     20歳8カ月でのクィーン称号獲得は、現役では最年少記録。

スポーツ報知 クイーンの称号獲得は史上3人目。
       20歳8か月での獲得は中井広恵(女流名人)の23歳7か月、
       清水市代(同)の28歳1か月を超える最年少記録となった。 

朝日は、将棋連盟に丸投げ!(笑)
(ただし、朝日新聞将棋取材班のツイッターで、元記事を引用しているのに、
うっかり「史上最年少」と呟いてしまい、読者に指摘されて訂正)

東京も、将棋連盟に倣った記事。

毎日は「クィーン倉敷藤花」としては史上最年少という意味のようだ。

読売本社は困って(?)避けたけど、地元版は「クィーン倉敷藤花」に限った記事のようだ。

スポーツ報知は…、クィーン制度ができてから、ということなんでしょう。

里見倉敷藤花、クイーン称号資格を得る | お知らせ|お知らせ・イベント情報:日本将棋連盟

日本将棋連盟は、「クィーン称号の獲得年齢は、現役の女流棋士としては最年少」と、
林葉さんに一応、気を遣って(?)います。

今後、林葉さんが10連覇した「女流王将戦」で、
5連覇してクィーン称号を得る人が現れたらどう報道されるのか楽しみです。^^;